eVY1シールドをMacでうごかしてみた。
こんばんは。
インストサークルで歌モノのボーカルラインをキーボードを演奏してます。らぷです。
「人間」が歌ったら「退部」しなければいけないらしいのですが、
VOCALOIDは人間じゃ無い!
というわけで。
eVY1シールドを買ってみました!
僕が買ったのはピンヘッダ有りのeVY1です。
ピンヘッダがあるとarduinoにぷすっと刺してプログラミングとかして使う事ができます。
とりあえずこれ単体では何もできないので、まずはPCにつないで鳴らすところからはじめましょう。
あ。あとコレ、いろんなところで「初音ミクだ!」とか書かれてますけどちがいます。「eVY1」です。声はVY1に似てるし、発音はUTAUっぽかったです。(まだ10分くらいしか声聞いてないけど。)
※とても簡単なお話なので、たぶん何の役にもたちません。
必要なモノ
いろんなサイトにも書いてありますが、eVY1シールドはこれ本体のみです。
USBケーブル(microTypeB)やスピーカーなどは先に用意しておきましょう。
使うための下準備
歌詞入力から一通り使ってみたかったので、yamahaのサンプルを使ってみることにしました。
このページによると、対応している環境は
・Chrome Version 30以降(Jazz-pluginのインストール必須)
・Chrome Canary Version 32 以降(flagsの変更必須)
らしいのですが、僕が使っているOSX版Chrome(30.0.1599.101)では動きませんでした。(11月9日現在)
ので、Chrome Canary(開発版chrome)をインストールします。
(通常版のchromeと共存できるので気にせず入れられます。)
つぎにchrome Canaryを開き
chrome://flags/#enable-web-midi
をアドレスバーにコピペし、アクセスします。
開いたページに「Web MIDI APIを有効にする」という項目があるのでこれを有効にし、ブラウザを終了します。
これで準備は完了です。
動かしてみる
USBでeVY1シールド(以降eVY1)をPCにつなぎ、Chrome Canaryでyamahaのサンプルが置いてあるページを開きます。
3つアプリケーションが置いてありますが、どれを使っても動きます。とりあえず歌詞入力アプリケーションを開いてみましょう。(このとき出てくる利用規約は一番下までスクロールしないと次へ進めません)
MIDI outにeVY1を設定し、Sendボタンを押します。そして下に描いてあるピアノの鍵盤をクリック! eVY1から音が出れば成功です。
音が出なかったら、PCがちゃんとeVY1を認識しているか確認してみましょう。繋がっていれば「eVY1 MIDI」の名前が確認できるはずです。(Macなら『システム情報』、winなら『デバイスマネージャ』から確認できます。)
よくあるミスですが、microBのUSBケーブルは充電専用のものがあるので、使うときはちゃんと通信できるかを確認してみましょう。充電用のものはたぶん動きません。
今日のお話はこんな感じでおわりです。
あ、余談ですが、これはMIDIデバイスとして使えるので、DAWを持っている人はMIDI OUTをDAW上でやるとちょっとレイテンシ短くなるもしれません。たぶん。
今度はarduinoからeVY1扱ってみたいなー。